ノータイの品位はチーフが鍵
涼しさと快適さを優先するクールビズ。しかし、タイを締めないと、どこかドレッシーな印象が薄れ、胸元のしまりがなくなる。そこで、アクセントとして活用したいのがポケットチーフだ。挿し方を工夫することで、ノータイクールビズをより品良く見せられる。
フェアファクスコレクティブMD室部長の坂井哲也さんに、ポケットチーフの挿し方ひとつで、クールビズをよりクールにする方法を実演していただいた。
フェアファクスコレクティブMD室部長
坂井哲也さん
「今すぐ実践できるアレンジをお教えします」
動画と写真で手順をCheck!「4ピークス」編
手順を連続写真で確認してみよう。

手順1.頂点を1cm程ズラすように三角に折る。

手順2.二つの底角を左右にズラしながら重ねる。

手順3.ポケットの幅に合わせて左右を折り返す。

手順4.胸ポケットの深さに合わせて長さを調整。

指先で無造作にニュアンスを付けて完成
「生地にハリがあるリネンを選ぶのがポイントです。アイロンをしっかり当てておくと、先端が折れ曲がらずに、フワッと上品な立体感が生まれます。この無造作感が、胸元に洒落感と涼を呼びます」(坂井さん)