上品で力強い男の手元ほど角が立つ
腕時計ケースの主流は昔も今も丸型。だからこそそれ以外の形状を選ぶと、手元に強いメッセージが宿る。なかでも内なる知性や周囲に染まらない美意識を伝えるなら、シャープな角型時計は最適。角型は普段使いにはドレッシーすぎると感じるかもしれないが、たとえば今年デザインを一新させたカルティエのサントスなら、上品さのうちにも男性的な強さがしっかり薫る。むろん華やぎもあり、幅広いシーンでセンスアップに貢献するだろう。
また純粋な角型にこだわらずとも、ラグジュアリースポーツウォッチに多い”角の立った”フォルムからも、同じような効果が得られる。今年は一流ブランドのエッジの効いた名作からこぞって新たなバリエが登場。男として丸くなるのはまだまだ早いと感じるのなら、ぜひチェックを。


“史上初”のDNAを宿す角
CARTIER
カルティエ
サントス ドゥ カルティエ
1904年誕生、男性用実用的腕時計の元祖として知られるサントスが今年デザインをアップデート。ビス留めベゼルを上下に伸ばし、ストラップとの一体感をより高めた。ちなみに今作はSS×YGのコンビ仕様。カーフストラップも付属。自動巻き。47.5×39.8mm。112万円(カルティエ カスタマー サービスセンター)