ゼニス
デファイ ゼロG

ゼニス独自の重力制御装置をさらに小型化、モダンなフルスケルトンに

毎時3万6000振動を刻むエル・プリメロに、毎時36万振動の超ハイビートクロノグラフモジュールを合体させ、100分の1秒計測までを可能とした「デファイ エル・プリメロ21」。昨年時計ファンを驚嘆させたこのモデルに続き、今年もゼニスは新生”デファイ”に超絶コンプリケーションを発表した。

2000年代、ゼニスは調整機構とテンプを水平に保つことにより、重力が歩度に与える影響をほぼゼロにするジャイロスコープモジュール、”グラビティ コントロール”を開発。特許を取得したこの革新システムを搭載した「アカデミー クリストファー・コロンブス」は、2011年のジュネーブ・ウォッチ・グランプリで激賞され、コンプリケーション部門のグランプリに輝いた。

ご覧の新作「デファイ ゼロG」では、このグラビティコントロールの設計を完全に見直し、当初のボリュームの30パーセントまで小型化に成功。以前はカーブをつけて大きく膨らませた2枚のサファイアクリスタイルで挟んでいたが、今作は表面も裏面も完全にフラットとなった。

もちろん心臓部に搭載するのはゼニスが誇る名機エル・プリメロ！　美しくフルスルトン化された超ハイビートムーブメント上でゼニスの独自装置が重力の法則に挑戦する様を、まるでウォッチショーのように鑑賞できる、新たなレジェンダリーウォッチの誕生だ。

ゼニス デファイ ゼロGのディテールをチェック！（写真5枚）

岸田克法　文／吉田 巌（十万馬力）
※表示価格は税抜き