タグ・ホイヤー
タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02T “テットゥ ドゥ ヴィペール” クロノグラフ トゥールビヨン

クロノグラフ＆トゥールビヨンを備える「02T」に
シリーズ初のブルーセラミック版が登場

1963年に誕生したレーシング・クロノグラフの名機「カレラ」。その生誕55周年を祝うべく、今年はタグ・ホイヤーの新作コレクションは、さながらカレラ祭の様相を呈していた。

中でも目玉といえるのが、直営ブティック＆ギャラリーのみの限定発売となるこちら。2016年に発表された「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー02T」の新たなバリエーションだ。搭載する「Cal.ホイヤー02T」は、自社開発・製造の自動巻きクロノグラフ・ムーブメントをベースに、チタン＆カーボン製のキャリッジを持つフライングトゥールビヨン機構をプラスしたもの。

それでいながら16年モデルは100万円台という驚異的なプライス設定がなされ、「手の届くトゥールビヨン」として時計ファンの話題をかっさらったことが記憶に新しい。

今作はそのモダンなスーパーコンプリを、ブルーのセラミックケース＆ベゼルでお色直し。じつはセラミックでこのように均一なブルーを表現するのは非常に困難なこと。加えてケーシング後に精度検査を実施するフランスのブザンソン天文台のクロノメーター認定も新たに取得した。ブリッジに刻まれている”テットゥ ドゥ ヴィペール”（「ヘビの頭」の意味）はその証で、タグ・ホイヤーの旺盛なチャレンジスピリットをしっかり見せつけている。

その分価格は上がったが、スタイリッシュなフルスケルトンデザインとブルーセラミックがヴィジュアル的にも最高のマッチングを見せており、あっという間に完売するのは間違いないだろう。

タグ・ホイヤー タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02T “テットゥ ドゥ ヴィペール” クロノグラフ トゥールビヨンのディテールをチェック！（写真8枚）

撮影／岸田克法　文／吉田 巌（十万馬力）
※表示価格は税抜き