
先頃ブライトリングは、新体制となって以降、初となるコレクションを発表した。その名も「ナビタイマー 8」。
ちなみに名称の中の”8″は、ウイリー・ブライトリングが軍民両用のコックピット計器やパイロットウォッチを製造するため1938年に設立したユイット・アビエーション部門に由来。ユイットはフランス語の8を意味し、当時ブライトリングが作るコックピット計器が8日間のパワーリザープを保証していたことから同部門の名に取り入れたらしい。そんな伝統の数字を戴くだけに、ナビタイマー 8は、ブライトリングの航空分野のDNAが隅々まで息づく魅力的なコレクションとなっている。
アーカイブにみるコックピット計器やパイロットウォッチ(写真5枚)
以下では6月のローンチを予定する3モデルに加え、秋に控える2モデルまで含めた全5モデルの特徴を、写真とともに簡単に紹介してみた。目の肥えた時計ファンであれば、今後同コレクションが既存のナビタイマーと並ぶ、ブライトリングの人気航空時計シリーズに成長することを確信するに違いない。
ブライトリング ナビタイマー 8 B01

従来のナビタイマーのように航法用計算尺を備えないため、ナビタイマー 8はすっきりした顔立ち。このデザインはかつてブライトリングのユイット・アビエーション部門が製作したオンボードクロックや、Ref.768など1960年代のパイロットウォッチからインスパイアされたものだ。こちらは自社開発製造のクロノグラフ・ムーブメント、Cal.01を採用したモデルで、ナビタイマー 8コレクションのフラッグシップ的位置付け。
ケース径:43mm
ケース:ステンレススティール
ストラップ:ステレンレススティール
ムーブメント:自動巻きクロノグラフ (自社開発製造Cal.01)
価格:価格未定
MEN’S EX ONLINE編集部予想価格:90万前後〜
発売時期:2018年6月予定
バリエーションをチェック!(写真7枚)
ブライトリング ナビタイマー 8 クロノグラフ

自社開発のCal.01が誕生するまでずっと同社クロノグラフの屋台骨を支え、今なお主力モデルが採用するバルジュー7750ベースのCal.13を搭載。コストパフォーマンスに優れるクロノグラフが欲しいなら狙い目だ。DLCコーティングを施したケースで、よりクールな雰囲気としたモデルも用意されている。
ケース径:43mm
ケース:DLCコーティングのステンレススティール
ストラップ:穴止め式レザーストラップ
ムーブメント:自動巻きクロノグラフ(Cal.B13)
価格:価格未定
MEN’S EX ONLINE編集部予想価格:65万前後〜
発売時期:2018年6月予定
バリエーションをチェック!(写真5枚)
ブライトリング ナビタイマー 8 オートマチック

ナビタイマー 8のコレクション中、もっともシンプルなモデルがこちら。パイロットウォッチの原点とも言えるデザインは、幅広いファッションに馴染むだろう。
ケース径:41mm
ケース:ステンレススティール
ストラップ:穴止め式レザーストラップ
ムーブメント:自動巻きクロノグラフ(Cal.B17)
価格:価格未定
MEN’S EX ONLINE編集部予想価格:45万前後〜
発売時期:2018年6月予定