

IWC
IWCトリビュート・トゥ・パルウェーバー”150イヤーズ”
ブランド初期の機構を再現し、150周年を寿ぐ
今年、創業150周年のメモリアルイヤーを迎えたIWCは、28種類もの記念限定モデル「ジュビリー コレクション」を発表した。その中で、一際異彩を放っていたのが、この「IWCトリビュート・トゥ・パルウェーバー”150イヤーズ”」だった。ダイヤルに置く2つの表示窓は、上がアワー、下がミニッツを示す。つまり時と分の両方をデジタル表示式としたのだ。
これは1884年にIWCが製作した懐中時計にあった機構の再現だという。アワーは1枚のディスクで、ミニッツは1の位と10の位の2枚のディスクで表示する仕組みに。針よりもはるかに重いディスクを最大3枚瞬時に動かすために、ミニッツの1の位のディスクを駆動する専用の香箱と輪列(歯車の連なり)が組み込まれている。
そして10分毎に1の位のディスクが10の位のディスクを動かす設計になって、重いディスク表示でも時計精度に悪影響を及ぼさない。丸みの強いケースとリューズの造形は、懐中時計時代のフォルムに倣う。特別な機構とともに外観でも、ブランドの歴史を讃える。
さらにディテールをチェック!(写真5枚)
IWC
IWCトリビュート・トゥ・パルウェーバー”150イヤーズ”
ケース径:45mm
ケース素材:18Kレッドゴールド
ベルト素材:アリゲーター
ムーブメント:手巻き(Cal.94200)
限定数:250本
価格:予価395万円
発売時期:2018年4月
お問い合わせ先:
IWC Tel.0120-05-1868
https://www.iwc.com/ja/
撮影/岸田克法 文/高木教雄
※表示価格は税抜き