やみつきになる味
「ハワイに行ったら必ず食べに行く」。そんな声があちこちで聞こえてくるほど、厚く支持される韓国料理店「ユッチャン コリアン レストラン」がとうとう日本にやってきました。その店の名は「焼肉 冷麺 ユッチャン。」。メニューにはアノ名物冷麺も健在。一度口にしたら忘れられないシャリシャリ&モチモチの見事なコンビネーションは一度試す価値があると思いますよ。

ハワイはリピーター率の高いリゾート地として知られています。
冒頭から個人的な話で恐縮ですが、食いしん坊ライターの私、アマリは、何を隠そう彼の地に人生で一度しか行ったことがありません。しかも、2泊4日の弾丸ツアーでした。現地で食事できる回数は限られている。せっかくだからハワイの名物を食べたい。そう思いまして、年に一度はハワイに行くという同業の先輩にオススメの店を訊ねました。そこで返ってきた答えが「ユッチャン コリアン レストラン」。先輩は言いました。「やみつきになる味って表現があるけど、あそこの冷麺はまさにそれ。ハワイに行ったら食べずに日本には帰れない」。それを聞いてこれは食べるしかないと、私はオアフ島に着陸して真っ先にアラモアナショッピングセンターの近くにある店に出掛けました。
お目当ての冷麺は珍しい特徴を持っていました。スープがシャーベット状だったのです。牛骨と野菜を長時間煮込んで作ったというそれはほのかに甘く、シャリシャリっとした食感が魅惑的。そして、葛粉と蕎麦粉を配合してこしらえたという黒い細麺はもっちりとした弾力があって、のど越しはつるんと爽やかでした。
今さらの告白になりますが、実はそれを体験したのは最近ではありません。10年も前のことです。なのにはっきりと覚えている。それだけ感動的な味わいということか、ハワイ好き日本人による人気グルメランキング「111 HAWAII-AWARD2017」にて、件の冷麺は韓国料理部門第1位に選ばれたそうです。

今年1月18日、東京・六本木にグランドオープンした「焼肉 冷麺 ユッチャン。」でも、もちろん本店と同じレシピで冷麺が食べられます。メニューにはそのほかに同じく現地で人気の骨付きL.A.カルビ、それから肉ラバーには言わずと知れた目黒の名店「焼肉 しみず」の流れをくむ、芝浦直送の新鮮なホルモンや和牛の焼肉もラインナップ。