地ビールとワインと温泉と

さて、12時少し前になってチェックアウト。次の目的地に向かう前に寄り道をすることにした。「ベアードブルワリーガーデン」があるのだ。
伊豆の森の中に立つビールの醸造所で、以前は沼津港の近くにパブと醸造所があったが、こちらに移転してきた。東京にも、高田馬場、原宿、中目黒とあり、他に横浜・馬車道、そして沼津にもタップルームと呼ばれるビアホールがある。
「ワールドビアカップ2010」でここのビールが3種も金賞を獲っており、前々から訪れてみたいと思っていたがようやく叶った。

1階と2階が醸造施設、3階はベアードビールを飲めるタップルーム。壁がガラス張りになっているので、醸造タンクなどを眺めることもできる。ちなみにタップとは注ぎ口のことで、ズラリと並ぶタップから各種のビールが注がれる。
早速、試してみるべくメニューとにらめっこ。アレも飲みたい、コレも飲みたいと迷う。お店のかたのお勧めに従った。


左は小麦を使った「ウィートキング ウィット」は爽やかでフルーティ。軽くて飲みやすい白ビールだ。真ん中は「ライジングサン ペールエール」。柑橘の香りがするホップを使い、芳醇。これがもっとも好み。そして、右のアルコール度6.0%の「レッドローズ アンバーエール」は、モルトの風味が強いのにベタつくことなくキリッとしている。
ここは醸造所でキッチンがないため、つまみがない。食べ物の持ち込みは自由とのことで、先ほど東府やのベーカリーで買った米粉のカレードーナツを頬張る。タマゴが1個入っていてなかなかのボリュームで、ビールによく合う。昨日から食べ過ぎだ。ランチはこれで済ませるのがちょうどよさそう。