
カフー リゾート フチャク コンド・ホテルを訪ねて/前編
沖縄、何度訪れているだろうか。本島と離島も含めると数十回にはなるだろう。ひと月の間に3回行ったこともある。そんなボクが今回、選んだのは本島の北部・恩納村にある「カフー リゾートフチャク コンド・ホテル」。ホテル・コンドミニアム・アネックスの3つの棟から成り立っている全室オーシャンビューの滞在型ホテルだ。
「カフー リゾートフチャク コンド・ホテル」(写真3枚)
コンドミニアム棟は分譲型ホテルと呼ばれるもので、各部屋にはオーナーがおり、彼らが利用しない期間はホテルの客室として宿泊客を迎え入れる。間取りなどはカテゴリーによりほぼ均一だが、どこか別荘に戻ってきたような安らぎを覚えるのはそれゆえ。今回はコンドミニアム棟に滞在することにした。ハイフロアはコンロこそないが、流しの他に洗濯機や冷蔵庫、電子レンジを完備し、長期滞在が可能だ。無論、システムキッチンが完備されている部屋もある。
ベランダから眺めると雄大な海が広がる。午後の強い日差しの中、ビーチへの人出は多くない。沖縄では昼間に海に行くのは観光客くらい。地元の人たちは強烈な暑さの日中は室内で過ごし、夕方になると水着にラッシュガードやTシャツを着るなどして海に入る。南国の太陽を甘くみてはいけないのだ。美容の観点からも日焼け対策をしないと、シミだけではなくシワやたるみといった光老化を起こしてしまうのだから。それに急激に日焼けをしてしまってはヤケドになり、旅を楽しむどころではなくなる。必ず、日焼け止めを十分に塗布して備えるべし!
さて、長期滞在するときに便利な品々の貸し出しをしてくれる「サポートアイテム」が充実しているのもこのホテルの特長。家電や生活必需品まで100種類以上ものアイテムが揃う。ボクはカフーリゾートオリジナルの抱き枕やアイロン、そして腹筋ローラーにヨガマットなどを早速レンタルしてみた。リゾートでは普段はTシャツで過ごしていても、ディナーに向けて襟のついたシャツに着替える。そういうメリハリがリゾートの醍醐味であろう。畳んでしわの寄ったシャツにアイロンをかけ準備する。