
蜘蛛のモチーフが意味するもの
モンブランから、約2億円というド級価格の万年筆「モンブラン ハイアーティストリー ヘリテイジ メタモルフォシス リミテッドエディション1」(Montblanc High Artistry Heritage Metamorphosis Limited Edition 1)が発表された。筆記具の王者として、ブランドの威信をかけたという宝飾品のような万年筆は、このとおり、きらびやかな蜘蛛(スパイダー)をモチーフにいただく。
なぜ蜘蛛が選ばれたのか?について、発表されたリリースによれば次の通りだ。
「古来、『執筆』という創造行為のメタファーであり続けたスパイダー(クモ)。たとえば、珠玉の詩的言語で織り上げられた文学作品は、その精緻さゆえに『クモの巣のようだ』と表現されます。また、古代ギリシャの詩人オウィディウスが『変身物語』でアラクネーを取り上げて以来、繰りかえし文学に登場するモチーフであり、18世紀後半から20世紀初頭にかけては、詩人のヴァレリーやマラルメ、随筆家のポンジュの作品に見られるとおり、頻繁に文芸作品の中に表れています。」
ちなみに、モンブランでは2014年に3億円近い価格の万年筆を発表しており、本作は残念ながら(?)”最高額”とはならなかった。
百聞は一見に如かず。下のフォトギャラリーにてその詳細をご覧いただこう。
これが約2億円の万年筆!(写真5枚)
お問い合わせ先
モンブラン コンタクトセンター
TEL:0120-39-4810
http://www.montblanc.com/
文/MEN’S EX ONLINE編集部