
リップクリームを塗るのは面倒なのに(前回の記事参照)、
一応、MEN’S EXの美容担当なので、
仕事中におもむろにハンドクリームを塗ったりします。
で、仕事の一環ということで安いのから高いのまで試してみています。
安いのは何で安いのか、高いのは本当にそんな価値があるのか……と
色々試した結果、毎日惜しみなく使える価格帯で、いいモノが見つかりました。
そのひとつが、こちら。
ザ・ボディショップの「ヘンプ ハンドケア」シリーズのハンドクリームです。
ヘンプとは麻のことで、麻の種から抽出した油(ヘンプシードオイル)が
配合されています。パッケージにも「VERY DRY SKIN」と書かれているとおり、
ものすごく乾燥した肌用のアイテムです。
とはいえ、心配するほどベタベタしません。
(というよりも、ハンドクリームは手の甲側と爪まわりだけに塗るようにすれば、あまりベタベタしません。女子がハンドクリームを塗るしぐさをよく観察するとわかりますが、両手の甲側をスリスリすり合わせて塗っています。あれをマネすればいいのです。
何か触ったときにベタベタして気持ち悪いのは、手のひら側にも塗ってしまっているからです。)
「ヘンプ ハンドプロテクター HP」が何故クセになるかというと、
“しっかりした保湿力”と、”ヘンな香り”です。
“しっかりした保湿力”は配合されたヘンプシードオイルやミツロウによるものですが、
“ヘンな香り”の正体もおそらく同じです。
誰が言ったか美容業界では”お習字の香りがする”と話題になっています。
たしかに墨汁の香りというか、なぜか懐かしい香りです。
残念ながら(?)この香り自体はすぐに消えてしまうので、またつけたくなるという巧妙な仕掛けです。