
「フェルモ フォサッティ」という名をこの夏耳にしたかた、結構多いのではないでしょうか。
フェルモ フォサッティとは、伊コモに構える名門のタイ生地メーカー。この春夏、同社のフレスコ地を使った紺無地タイが大ブームとなりました。
こちらのタイも、そのフォサッティ社のフレスコ生地で作られた一本です。
ただし、春夏と違うのは素材。シルク100ではなく、ウール・カシミア・シルクの3者混なのです。裏地ナシの4つ折り仕立てともあいまって、見た目は非常に軽快なのですが、近くで見てみるとわずかに起毛しています。
この起毛感が、秋冬のVゾーンにこの上ない新鮮さをもたらしてくれるのです。これほど軽快で、しかも冬らしい起毛感も備えている素材は、今までにはなかったものでした。
軽快さが要求される一方で、フラノやツイードなど昔ながらの冬素材にも注目が集まる今季、まさにうってつけのタイといえます。
ちなみにこのタイ、11月6日発売のM.E.12月号「1万円買い物対決」にて、私とは別の編集部員が対決のネタとして挙げています。
発売前の誌面を見て、私も欲しくなり購入した次第。誌面の買い物対決の結果も是非お見逃しなく!