皮膚の一部のような着用感。天賦の才が成せる業だね【ステファノ ベーメル】

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先日、テレビの仕事でイタリアのフィレンツェを訪ねました。ここ数年はプライベートでも毎年出掛けるほど愛着のある土地。街の至る所に熟練の職人技が息づいていて、彼らの物づくりに対する情熱を身近に感じることができる。なんとも刺激的で心地よくて、僕はすっかり虜になってしまいました。

ステファノ ベーメルは、そのいい例です。僕の足は日本人にありがちな”幅広甲高”で、靴選びには長いこと頭を悩ませてきたんですが、ここの靴に初めて足を入れたときは驚きました。既製靴にもかかわらず、ビスポーク靴のようなフィット感が得られたんです。アッパーにかかるストレスも少なく、甲にシワが入らなくなりました。「いい靴はいい人生を運ぶ」なんて言いますが、ステファノ ベーメルの靴にめぐり合って、まさにその通りだなと。

ちなみに今回購入したので6足目。ちょっと変わった素材を試してみたくて、サメ革を使った一足を選びました。さすがは「革の魔術師」。独特の佇まいでしょう? 経年変化を楽しみたいですね。


スタイリングの肝は”重厚感”
k_20130628_02.jpg 普段から爽やかな着こなしをモットーとする番長だけあって、深みのある色合いのジャケットに合わせたのは白シャツ&デニム。「清潔感が出るし、メリハリを付けることで、ジャケットの個性も際立つでしょ? チノパンや白の綿パンでもハマりますよ」

ここに惹かれました!

k_20130628_05.jpg 購入に至った最大の理由は、ずばりサメ革特有の素材感。「牛やコードバンにはない、そしてクロコダイルとも違う唯一無二の風格に惹きつけられた」とか。


k_20130628_03.jpg 靴を収める木箱&靴底にイニシャルを刻印してくれるのもポイント。「大切に履こうという気持ちが高まりますね」

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商品データ

一流の紳士に相応しい貫録靴 サメ革を用いた貫録たっぷりの一足は、「革の魔術師」の異名をとるステファノ ベーメルならでは。伝統的な手法により完全な手作業で製作されたソレは、抜群の堅牢性を誇る。外羽根式ゆえ、着脱が素早くできるうえにフィット感の調節がたやすくできるのは魅力。 ■峰 竜太さん公式ブログ〈http://mineryuta.sblo.jp

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