
毎年恒例ですが、発売中のMEN’S EX7月号では、時計王こと松山 猛さんのもと、副編集長・島津と一緒に全54ページおよぶ2011新作時計大特集(詳しくは「腕時計 定番VS新定番」を参照)を担当させていただきました。
撮影と取材はすでに1月のジュネーブ、3月のバーゼルなどで完了しているため、あとはひたすら編集部に篭って、チクチクちくちく、お裁縫のようにページをこしらえていくわけですが、そんな作業を楽しく乗り切るために選んだ香りがイッセイミヤケのサマーフレグランスです。
この香り、6月号でも紹介しましたが、珊瑚礁を表現したという “爽やかマリーン” な香りです。
どんな香りと言われても、「〇〇〇の香り」というふうには表現しにくいのですが、確かに水をイメージさせるような香りがします。
成分としてはユズやマンダリン、セージ、カルダモンなどが入っているそうです。華やかさがあるので、気分も爽快になります。
ちなみに、「水の香り」というコンセプトを初めて作ったのはイッセイミヤケでして、その「ロードゥイッセイ」シリーズは、無味無臭の代名詞であるはずの水に香りを感じるという日本人の繊細さが見事に表現されている名作なのです。
7月号ができた記念にボトルと一緒に撮影してみました(写真)。毎日のようにつけていますが、ひと月ほどではあんまり減っていませんので、この分だと今年の夏も十分乗り切れそうです!