
シャツもストライプ柄、ネクタイもストライプ柄……と、2色のストライプを組み合わせるときは、柄同士が喧嘩しないように注意が必要だ。たとえば写真のようにシャツがかなり細く間隔の狭いストライプのとき、ネクタイも細かい柄だとゴチャゴチャとうるさい印象になってしまう。そこで、ネクタイは細い線がありながらも、全体的な間隔は広めになっていると、目線がバラけて柄が中和される。このように柄の間隔をズラすことを「ピッチずらし」というので覚えておこう。なお、ここでスーツも柄モノにするとかなり難易度が高くなるので、スーツは無地で落ち着かせるほうが簡単だ。(2019年3月号掲載)
スーツ・ジャケット:アレッシオシャツ:ボリエッロ
タイ:アット ヴァンヌッチ