2018年10月号

2018年10月号

2018年09月06日発売

スーツ姿(スタイル)で、上手に「勝負(コミュニケーション)」できてますか?

スーツ姿(スタイル)で、上手に「勝負(コミュニケーション)」できてますか?

スーツをめぐる環境がどんなに変わっても、たった一つ変わらないことがある。それは、スーツが「人と会って、話すための服だ」ということ。百年以上前、ラウンジの椅子に座って歓談する紳士たちのために用意された3ツ揃いのスーツ。

その遠い子孫が我々の着ているスーツなのだし、ビシッとしたスーツ姿には、たとえ初対面でも「きちんとした人だ」という強い信頼を招く力が、今も宿っている。とはいえ時代が移れば、スーツとの上手な付き合い方も当然、変化する。出張続きのハードワーカーが繊細なスーツを買ってもくたびれるだけだし、カジュアルな職場でガチガチのスーツを着ていても、会話は弾むまい。

「着るだけで即、信頼を得られ、他人と円滑にコミュニケーションできる」ことがスーツ最大のメリットであったハズである。それを踏まえて問おう。スーツで人生、うまくいってますか?そうでないなら、この秋こそ自分のスーツ選びを見直そう。その先にある、もっとステキな”勝負”のために。

絶対の「勝負スーツ」教えます

絶対の「勝負スーツ」教えます

パッと見は似た雰囲気のスーツも、実際に袖を通してみると、印象や着心地は全然違うことに気づく。同様に”スーツ姿での勝負の仕方”も人それぞれにまったく、違うはずだ。欲しいのは相手からの信頼や安心感か、ハードワークを乗り切る”着楽”さなのか、それとも人生を豊かにしてくれる、モノとしての色気なのか?

自分がスーツに求めるものをきちんと整理し、各スーツのキャラクターを見極めることが「買って、着て、真に価値ある」スーツ選びへの最適ルートとなる。次ページのM.E.特製チャートを手がかりに、自分史を塗り替えるMy ベスト・スーツとぜひ、出会っていただきたい。

勝負スーツに何を求めるか?アタマの中をチャートで整理しよう。

勝負スーツに何を求めるか?アタマの中をチャートで整理しよう。

スーツの探し方にもいろいろ方法はあるが人との付き合い方と関連づけて考えれば、ある程度の方向性は見えてくるものだ。スーツ選びはある意味、断捨離と一緒。まずは目的意識を絞り込み、コレだけは譲れない、というポイントを明確にしよう。

Chapter 1 「見映え」編

Chapter 1 「見映え」編

スーツは人前に出る際の”社交の装い”だから「どんな人からも好感を持って迎えられる」ことが大切である。強い趣味性や洒脱さは、ともすると相手に壁を感じさせる。勝負スーツといえども、まずは親しみやすく見えないとイミがないのだ。

生地の鉄人

生地の鉄人

スーツの達人たちによる、とっておきの生地談義
ここでは目線をちょっと変えて、スーツにとっての素材、”生地”の話。語るのは業界を代表するお三方。”生地の鉄人”たちのおりなすとっておきの話をご賞味あれ。

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VOL.341

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