「キートン」のスーツは、何故、着る人を優雅に見せるのか?

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様々な人生経験を積み、多くの服に袖を通してきた男が「嗜好」する服やモノとは、何だろうか。身に纏い同じ時を過ごすことで、そこに何を「思考」するだろうか。王道の男が「シコウ」する本物に迫る。



キートンで嗜好する本物とは―テーラリングに秘めた優雅さ

優雅さを導く風合いと色合いを思考する

世界で最も美しい服を作ると言っても過言ではないキートンは、ナポリのテーラリングの素晴らしさを体現するサルトリアだ。職人の手仕事が駆使されたそのジャケットはどこまでも優しく身体を包み、首周りの複雑なカーブにも吸い付くようにフィットする。これを、成形が難しいとされるカシミア等の繊細な生地でもやってのけるのだから、そのテーラリングが世界最高峰であることに疑いの余地はない。

コレクションテーマに「ウィークエンド エスケープ」を掲げる'19年春夏は、ジャケットをデニムに合わせるような、寛ぎに満ちたスタイルを提案。そしていかに肩の力を抜いたスタイルであろうと、キートンの手にかかればそこにはテーラリングの優雅さが息づくのだ。



華やかなるナポリ・クラシック

グレージュスーツ
スーツ88万円、シャツ5万6000円、タイ2万9000円、チーフ2万円、ベルト8万6000円/以上キートン(キートン 銀座店)

グレージュスーツ

キートンはクラシックを体現するサルトリアだが、決してただのコンサバティブではない。たとえばこのスーツは、カシミア混の贅沢な素材を用いたもの。グレージュの色合いも美しく、見る者を引き込むような魅力に満ちている。タイやチーフの華やかな色柄もしかり。そのクリエーションには、美意識が隅々まで息づいているのだ。

Elegant Suit Style

スーツ
88万円(キートン 銀座店)

ソフトに成形された、丸みを帯びた肩線が美しい定番「KBモデル」のスーツ。節感のある豊かな表情の生地は、カシミアをベースに、リネンやシルクを混紡した贅沢なもの。極めてしなやかなタッチで、ドレープも優雅に現れる。上写真でモデル着用。

タイやチーフには、ナポリの美意識が滲む、華やかな色柄が揃っている。ちなみにこれらのタイはセッテピエゲで、かつ芯を入れた珍しいもの。厚く、しかしソフトな独特のタッチが心地よい。タイ各2万9000円(キートン 銀座店)

タイやチーフには、ナポリの美意識が滲む、華やかな色柄が揃っている。ちなみにこれらのタイはセッテピエゲで、かつ芯を入れた珍しいもの。厚く、しかしソフトな独特のタッチが心地よい。タイ各2万9000円(キートン 銀座店)

チーフ各2万円(キートン 銀座店)

チーフ各2万円(キートン 銀座店)

ネップの入ったカシミアリネンシルク製。70万円(キートン 銀座店)

ネップの入ったカシミアリネンシルク製。70万円(キートン 銀座店)

ツイード調のカシミアシルクウール製。前写真のジャケットも本品もともに極めてソフトな生地を用いている。その豊かな表情が柄の主張を和らげ、馴染みのいいものにしている。64万円(キートン 銀座店)

ツイード調のカシミアシルクウール製。前写真のジャケットも本品もともに極めてソフトな生地を用いている。その豊かな表情が柄の主張を和らげ、馴染みのいいものにしている。64万円(キートン 銀座店)

テーラードで培った立体的なパターンメイクは、カジュアルなウェアにも駆使されている。袖を通せば、その着心地の軽さ、包まれるような心地よいフィットに驚くはずだ。ラムスエードブルゾン84万円(キートン 銀座店)

テーラードで培った立体的なパターンメイクは、カジュアルなウェアにも駆使されている。袖を通せば、その着心地の軽さ、包まれるような心地よいフィットに驚くはずだ。ラムスエードブルゾン84万円(キートン 銀座店)

カットソー各4万円(キートン 銀座店)

カットソー各4万円(キートン 銀座店)

創業者のチロ・パオーネ氏。自身がエレガンスを体現する人物である。

創業者のチロ・パオーネ氏。自身がエレガンスを体現する人物である。

テーラリングスクールでは熟練の職人が、若者への技術の継承を行う。

テーラリングスクールでは熟練の職人が、若者への技術の継承を行う。

写真中央にいるのは、二代目CEOのアントニオ・デ・マテス氏。新ライン「KNT」をスタートさせるなど、挑戦を続ける。

写真中央にいるのは、二代目CEOのアントニオ・デ・マテス氏。新ライン「KNT」をスタートさせるなど、挑戦を続ける。

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2019年VOL.304月号

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