【齋藤服飾研究所】靴磨き世界一のあの男が英国的なジャケットをオーダー(前編)

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期待の新サロン、齋藤服飾研究所で、 英国的なジャケットをオーダーしてみた(前編)

2018年11月、東京・浅草橋に「齋藤服飾研究所」がオープンした。こちらは、これまで、英国ブランドの洋服からラゲッジまで、幅広くフィッティングやリペアを手掛けてきた齋藤秀明さんが始めたオーダーサロンだ。齋藤さんは英国物をはじめ、アメカジやイタリア物など、男性の装いに幅広い知識を持つ人物。このサロンでは、紳士服のオーダーメイドだけでなく、パーソナルスタイリングも行っており、早くも業界関係者の注目を集めている。

レトロなビルの5階にある齋藤服飾研究所
レトロなビルの5階にある齋藤服飾研究所。お洒落にリノベーションされた内装が、気分を盛り上げてくれる。
生地見本と違い、一着分のデッドストックの生地は身体にあてられるので仕上がりをイメージしやすい。

生地見本と違い、一着分のデッドストックの生地は身体にあてられるので仕上がりをイメージしやすい。

豊富な生地見本からお気に入りのものを選ぶのはオーダーメイドの醍醐味。

豊富な生地見本からお気に入りのものを選ぶのはオーダーメイドの醍醐味。

まずは着丈の採寸から。「長い付き合いなのに、採寸するのは、これが初めてですね(笑)」と齋藤さん。

まずは着丈の採寸から。「長い付き合いなのに、採寸するのは、これが初めてですね(笑)」と齋藤さん。

続いて肩幅を採寸。思っていたよりも広いというのが齋藤さんの印象。今回はシャツも併せてオーダーすることになった。肩は身体にきれいに沿うようヨークを左右に分割する、スプリットヨークを採用するので、このように採寸している。

続いて肩幅を採寸。思っていたよりも広いというのが齋藤さんの印象。今回はシャツも併せてオーダーすることになった。肩は身体にきれいに沿うようヨークを左右に分割する、スプリットヨークを採用するので、このように採寸している。

袖丈の採寸。身長に対して、腕はやや長め。

袖丈の採寸。身長に対して、腕はやや長め。

バストを採寸。

バストを採寸。

ウエスト周りの採寸。英国調のジャケットでは、胸周りとの差で男性らしさを強調する要となる。

ウエスト周りの採寸。英国調のジャケットでは、胸周りとの差で男性らしさを強調する要となる。

ヒップ回りはジャケットの裾の広がりにも関わる重要なポイント。

ヒップ回りはジャケットの裾の広がりにも関わる重要なポイント。

ネック回りを採寸。

ネック回りを採寸。

アームホールを採寸。

アームホールを採寸。

腕と胸をまとめて一周した採寸も行う。二の腕だけを鍛えて、胸周りが小さい人もいるので、この腕+胸周りを図る必要があるとのこと。

腕と胸をまとめて一周した採寸も行う。二の腕だけを鍛えて、胸周りが小さい人もいるので、この腕+胸周りを図る必要があるとのこと。

袖口の採寸。どんな腕時計をつけるのかなども聞き取る。

袖口の採寸。どんな腕時計をつけるのかなども聞き取る。

今回はオーダーサンプルよりも着丈を2cm長く設定。長谷川さんに、その差を伝えるためにメジャーをあてがう。

今回はオーダーサンプルよりも着丈を2cm長く設定。長谷川さんに、その差を伝えるためにメジャーをあてがう。

映画に出てきそうなレトロなビル。5階のドアを開けるとそこにはお洒落なサロンが。

映画に出てきそうなレトロなビル。5階のドアを開けるとそこにはお洒落なサロンが。

オーダーメイドのほか、古着や、齋藤さんが買い付けたレアなアイテムも販売されている。

オーダーメイドのほか、古着や、齋藤さんが買い付けたレアなアイテムも販売されている。

ボタンのバリエーションも充実。

ボタンのバリエーションも充実。

遊び心のある人のために、洒落っ気の強い裏地も多数揃えられている。

遊び心のある人のために、洒落っ気の強い裏地も多数揃えられている。

裏地の生地見本を確認する長谷川さん。ストライプと言えば裏地の定番のはずだが、ピッチ、色など個性的なものが豊富に揃うのは齋藤服飾研究所ならでは。

裏地の生地見本を確認する長谷川さん。ストライプと言えば裏地の定番のはずだが、ピッチ、色など個性的なものが豊富に揃うのは齋藤服飾研究所ならでは。

裏地の生地見本。サテン無地からドットとなんでもござれだ。

裏地の生地見本。サテン無地からドットとなんでもござれだ。

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VOL.341

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