ワイルドな合わせを引き締める「パラブーツ」の黒【新時代・3足の勝ち靴】
仕事も休日も、スタイルが多様化する昨今、居心地のよい装いを考えるとオン・オフとも程よいMIXがキーワード。傾向の異なる3足を用意すれば、さまざまなTPOに対応でき、バランスのとれた装いを展開していけるのだ。
スーツに万能な
エドワードグリーンのバークレー
【名作になった年】平成16(2004)年ごろ
傑作チェルシーの一文字に、穴飾りをつけたモデルがバークレー。黒でなくあえて茶を選ぶとこの靴の洒脱な側面が引き出され、ボーダーレス化した今の装いに幅広く対応してくれる。木型は細身の「82」。15万9000円(エドワードグリーン銀座店)
ドレカジの抜け感と品を両立
パラブーツのドレスシャンボード
【名作になった年】平成29(2017)年ごろ
多彩な装いに合う靴として評価の高いシャンボード。その製法を武骨なノルウィージャンからグッドイヤーにし、ドレスカーフに変えたのが、2010年に登場した今作だ。ドレスとも好相性のバランスが時代にマッチし、人気を得ている。7万円(パラブーツ青山店)
通勤にも受け入れられる
ニューバランスの996
【名作になった年】平成初期
昭和63年誕生。以後お洒落スニーカーのトップランナーとして平成を駆け抜けた996。細身&クラシックな意匠は確かに多様な服に馴染みやすい。とくにグレーはシックに履け、スニーカー通勤にも好適。2万7000円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)