【男のひとり旅】うどん、ラーメン、またうどん。福岡のうまいもんを食いまくる

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男ひとり旅だからこその食いっぷり!

【前編】はこちら



さて、男のひとり旅 福岡編は後半へと続く。ここからボクはムチャをする。いつも編集T氏に「今回も爆食いですね」と笑われているが、この福岡ばかりは自分でもどうかと思うほど。とにかくこれから、麺を食う。時間軸は編集の都合で無視しているが、食って、食って、食いまくった。アラフィフ男の喰い様、とくとご覧あれ。

ごぼう天うどん
大好物の牧のうどんのごぼう天うどん。これで普通盛り

まずは、毎回福岡に来るたびに訪れるのが「釡揚げ 牧のうどん」。本店は糸島市にあり、福岡空港の近くや博多駅のバスセンターの地下などにある庶民派の気軽な店。食券を買い、カウンター席に着く。ここではごぼう天うどん一択。麺の硬さを聞かれ、もちろん「やわ」と答える。讃岐うどんとは異なり、麺の四角の角がキリッと立っているのに、噛むとくにゅっとした柔らかい麺というのがおもしろい福岡のうどん。まあ伊勢うどんのように煮た餅のような柔らかさほどではないが……。

追い出汁用のやかん
麺が汁を吸うので、追い出汁用のやかんもついてくる

訛ると”うろん”とも言う。そういう名の店もある。この牧のうどんの柔らかい麺は丼の中でもどんどん汁を吸っていくので、もたもたしているとつゆがなくなる。そこで、ヤカンに入った追い出汁がトレーに乗って、一緒にやってくる。汁がなくなってきたら継ぎ足すべし、と。

うどんと天ぷらの衣とうどんが溶け出すと薄っすら白濁する
スープだけならこんな色。うどんと天ぷらの衣とうどんが溶け出すと薄っすら白濁する

ごぼう天はななめ切りにしたものを厚めの衣でガリっと揚げてあるフリッタータイプ。これも汁をよく吸う。汁を吸ったうどんと天ぷらの衣がまるでポタージュのようになる。うまい、やっぱりここのうどんを食べないと、福岡に来たという実感がしないほど好きだ。

2024

VOL.341

Spring

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