大ヒットモデルの先代を新型「三菱・デリカD:5」は超えられるのか!?

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三菱・デリカD:5走行シーン

大型改良でさらに魅力的になった人気ミニバンD:5の実力

人を乗せ、荷物を載せられるミニバンに止まらず、ラフロード走行性能まで与えられたオールラウンドミニバン、三菱・デリカD:5。その最新型モデルが2月15日にようやく発売の運びとなった。MEN’S EX ONLINEでも、過去のデリカを振り返りつつこの最新型を詳細を紹介し、今年に入ってからは雪上試乗会の様子もお伝えしてきたが、今回は、いよいよ公道での試乗会の機会を得たので、リアルワールドにおける実力を紹介しよう。

その前に少々おさらいをしておこう。この新型モデルは、実はフルモデルチェンジ扱いではなく、ビッグマイナーチェンジ(英語としては少々おかしい)モデルであり、日本語で表現するならば、大改良モデル。つまり、世代としてはこれまで同様に5世代目となる。ちなみに現行型がデビューしたのは2007年1月。今から約12年前にデビューしたモデルであり、フルモデルチェンジのタイミングをとうに過ぎていたが、今回大改良を行ったことで、さらなるロングライフを宣言した。

いくら大改良といえども、10年以上前に開発されたモデルであることから、イマドキの乗り味や装備といった面で不足があるのでは?と思う人もいるかもしれない。

しかし、デリカD:5に採用されているプラットフォームは、2005年デビューの初代アウトランダーのほか、シトロエンやプジョー、さらにクライスラー・ジープにも使われるもの。クオリティの高さを誇るグローバルモデルに対応できるほどのプラットフォームは、すなわち、オーバークオリティと表現できるポテンシャルを備えていた。

つまり、一新せずとも大改良を施すことで最新モデルにも応えられるだけの実力を持っている。事実、昨年3月に登場したエクリプスクロス、同夏にデビューしたアウトランダーシリーズにも同じプラットフォームが採用されている。

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