男の札幌ひとり旅【穴場グルメ編】スープカレー、ちょい飲み、シメパフェまでとことん楽しむ!

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札幌、男のひとり旅。ビールに日本酒、ときどきウイスキー

2泊3日の札幌グルメツアー

2018年の年末、暮れも差し迫った頃にまたまた食い倒れ旅に行ってきた。JALの”どこかにマイル”をご存知だろうか? 通常、国内線の往復は1万2000マイル必要だが、その半分の6000マイルで”どこかに”行けるというもの。ちょうどマイルの期限が近いので、申し込んでみることにした。ボクの場合は候補に札幌、松山、熊本、那覇の4つが挙がっていた。何度も訪れた札幌や那覇ならサクッと、初めての松山ならゆったりとまわりたいところだが、場所が決まる前に往復の日にちとフライト時間を決めることになるこの制度ゆえ、とりあえず2泊とした。そして、”札幌”を引き当てたのだった。そういえば、冬の北海道には行ったことがない。それならば、と勇んで出かけた。

さっぽろ雪まつりでも使える穴場の居酒屋

ユニクロのヒートテックを上下に着込み、目の詰まったニットにダウンジャケット、雪道も歩けるマウンテンブーツと完全防備で行ったが、旅行当日はわりと温かく、重装備では汗をかくほど。まあ、寒いよりも断然、よかったのだがやや肩透かし。新千歳からすぐにJRで札幌まで移動。その足で早速1軒目へと向かう。エビの濃厚なスープが特長のスープカレーの名店に一度行ってみたかったのだ。向かうはホクレンビルの地下にある”奥芝商店 駅前 創成寺”。13時過ぎと昼時から少しずれていたおかげですんなり入店できた。

スープカレー
えび出汁に合わせてメインも魚介で統一。ししゃも(だったはず)の天ぷらがなかなかよかった

東京の八王子にもあるがなかなか行く機会がなく、ずっと棚あげにしていた。ご存知の通り、スープカレーはベースを選び、メインを決め、トッピングを追加して、辛さを調節するカスタマイズが楽しい料理。熟考した結果、スープはもちろんエビスープ、メインをせっかく北海道だからと鉄板焼きのシーフードにし、追加はれんこん。辛さは5で、味変用のレモンも頼んだ。ひとつひとつのオーダーに対して作っているのが見えるカウンター。鉄板でシーフードを焼いている。「あれが、ボクのオーダーだな」とわかる。

どんぶりが目の前に置かれ、まずはスープをひとくち。うん、うまい。エビだ。あ、でも、想像と違う。勝手にブイヤベースのような、アメリケーヌソースのようなあの濃厚なエビを想像していたら、もっと上品なエビ出汁がやって来た。「これはこれでアリだな。でもスープは限定の牡蠣スープでもよかったかも。このあっさりスープならメインは黒牛100%のハンバーグがよかったかも」などと考えていたら、あっという間に食べ終わった。

凍った雪道に四苦八苦しながらやっとたどり着く。写真を撮っていたらガイドツアーに間に合わず

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ひとりで見学してもそれなりにおもしろい。レトロな広告は今、見ても美しい

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お待ちかねの試飲タイム。泡が少ないのは撮影に手間取ってしまったから

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やっぱりビール。サッポロではなくアサヒだった

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脂の乗ったサバとにカラシしょうゆがからんで、アテに最高

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大ぶりの牡蠣が3つも! 濃厚でうま味が凝縮している

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お目当ての羊肉を使ったラビオリ。これを食べに札幌に来たといっても過言ではない

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刺し盛りが美しい。真っ当な日本酒“松の司”と合わせて

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ハーフでこのボリューム! 焦がしたウニソースがたまらない

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メニューで見かけると反射的に頼む“ハムカツ”。揚げたてアツアツ

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