「Six Pad」のEMS専用ジムがオープン。世界第1号の代官山店を実際に試してみた!

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W杯でも活躍した、異次元の身体能力を見せ続けるクリスチアーノ・ロナウドがお腹に貼ってるあのアイテム、といえばご存知だろう。そのSix Pad(シックスパッド)が自ら「近未来型トレーニングジム」と称する施設を、代官山にオープンさせたので早速、体験取材に訪れてみた。

Six Padステーション代官山
近未来的な構えの「Six Padステーション代官山」。構想から実現に数年がかかったという。

国内500拠点、全世界に5000拠点。かなりビッグな目標だが、その栄えある第1号店「Six Padステーション代官山」が、この7月より始動する。クリスチアーノ・ロナウドを起用したCMで知られる、あのトレーニングギア・ブランドが、世界唯一の近未来型トレーニングジムとしてオープンさせた施設だ。

では何が世界で唯一、かつ近未来的なのか? その前にSix Padの背景を説明しておこう。その母体はMTGというファブレス・メーカーにしてマーケティング会社で、顔の上でコロコロさせることでお馴染み、あの美顔ローラー「リファカラット」や、表情筋を鍛えるというフェイシャルフィットネス・ギア「PAO」をも手掛けている。Six Padは同社の扱うブランドのひとつで、従来はそのEMS(Electrical Muscle Stimulation)機器をリリースしていたというわけだ。

MTGの調査によれば、昨今のトレーニング流行りにもかかわらず、日本で定期的にジムでトレーニングに通う人々の割合は総人口の3%、アメリカの17%に遠く及ばないそうだ。もっともネックになっている要因は「時間がない」というもの。そこで、Six Padで培ったノウハウを元に、手ぶらでやって来てOKで、たった15分で究極的に効率のいいトレーニングが可能になったという。それがSix Padステーションなのだ。

Six Padステーション代官山の受付カウンター
館内に入ってすぐ、チェックインのための受付カウンターがある。その奥はトレーナーの窓口だ。

筋肉に電気を流すことで運動しているのと同等の負荷をもたらすのがSix Padの原理で、市販されているEMS機器搭載のプログラムは23分間だった。ちなみにSix Padは科学的エビデンスのあるものしか採り入れないそうで、20Hz電流がもっとも身体に効果的という国内のEMS研究成果に基づいて独自の波形を開発し、当初は機器搭載用に20分間のプログラムを開発した。ところが「インターバルってやっぱり大事だよね」というクリスティアーノ・ロナウドの意見を採り入れ、計3分間の休憩を挟むことで23分間にしたという。そこへ加えて今回は5種類のモーション、つまり装着者自身の動きも組み合わせて、15分の中に最大限の効果を圧縮したのだとか。

スクワットと上腕を組み合わせたエクササイズ。一見、地味ながらにジワジワと効いている。

スクワットと上腕を組み合わせたエクササイズ。一見、地味ながらにジワジワと効いている。

フォームチェックしながら、効いている筋肉が同時に見られる。最上段の数値が電流の強さ。

フォームチェックしながら、効いている筋肉が同時に見られる。最上段の数値が電流の強さ。

腕を胸の前で組んで踏み込み、体幹をブラさないよう骨盤をひねる動作。腹筋から下半身にかけて効く。

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