スポーツ庁 長官 鈴木大地さんに聞いた!スポーツを軸にした日本の未来【加藤綾子/一流思考のヒント】

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多くの個を束ね、組織を成功に導いている一流のトップには、どんな思考があるか?会社のマネジメントにも役立つ "ヒント"を「カトパン」ことフリーアナウンサーの加藤綾子さんがそっと探り、お届けする。

第13回 スポーツ庁 長官 鈴木大地さん[前編]

加藤 綾子さん、鈴木大地さん
加藤さん衣装:ブラウス1万7000円、スカート4万8000円/以上ANAYI(ANAYI) ピアス27万4630円/ GINZA TANAKA(田中貴金属ジュエリー) 靴〈スタイリスト私物〉、鈴木さん衣装:ジャケット22万円、パンツ6万2000円、タイ3万1000円、チーフ2万円/以上ダンヒル、靴5万3000円/ RUNWALK(バーニーズ ニューヨーク)

※最後に加藤綾子さんのスペシャルフォトギャラリー付き!

Profile
加藤綾子 Ayako Kato
1985年生まれ。2008年フジテレビ入社、看板アナウンサーとして活躍。'16年よりフリーアナウンサーとなり、さらに活躍の場を広げている。現在は『ホンマでっか!? TV』(CX)、『世界へ発信! SNS英語術』(NHK)、『MUSICFAIR』(CX)にレギュラー出演中。

鈴木大地 Daichi Suzuki
1967年生まれ。1988年ソウルオリンピック100メートル背泳ぎ金メダリスト。'98年から2000年に米国ハーバード大学に留学。母校の順天堂大学教授(医学博士)、日本水泳連盟会長、日本オリンピック委員会理事などを歴任し、'15年にスポーツ庁初代長官に就任。

「少子高齢化に伴う国民医療費の抑制、地方活性、観光促進、ビジネス...スポーツを軸に日本の未来を考えたい」
(鈴木さん)

一過性のオリンピック・パラリンピックにしない

加藤いよいよオリンピックの足音が近づいてきました。今、いちばん力を注がれているのは?

鈴木活躍が期待されている多くの日本人選手がしっかり支援を受けることができて、本番でその成果を出せるように、選手強化の全体の枠組みを整えるような取り組みをしています。そのうえで一過性のオリンピックやパラリンピックにしてはいけないとも思っています。

加藤どんな経験から、一過性はいけないと思われるように?

鈴木実は2016年のオリンピックの招致活動をしていた'09年当時、デンマークでのIOC総会でリオに負けたときに、現地の空港で一般の方々から「鈴木さん、もう次のオリンピックの招致はやめてください」と声をかけられたことがあって。「反対派の人もいるんだ。このまま招致をやり続けてもいいのか」としばらく悩んだんです。でも、'11年3月11日に東日本大震災が起こって、「オリンピックとパラリンピックが東京に来ることで、少しでも日本が前向きになれるなら」と、'20年の招致にも参加しました。そういう経緯もあってスポーツ界だけでなく広く様々な方々にとって意味のある、なおかつ開催期間中だけ盛り上がって終わりじゃない大会にしないといけないなと。

加藤ちなみに鈴木長官といえば、1988年のソウルオリンピックの100m背泳ぎで、見事なバサロ泳法で金メダルを獲得されて!

鈴木そうでした(笑)。

加藤でも、だからこそアスリートの気持ちを理解できる部分があると思うんですが、最近の選手を見ていて、ご自身の時代との違いを感じられたりはしますか?

鈴木相対的に競技レベルが上がって世界との差がなくなってきて、「本番でどれだけ自分の力を発揮できるか」という、メンタルの重要性が増しているのかなとは思いますね。あと、例えば甲子園を目指すのももちろん素晴らしいことですが、ちょっと競技や目先を変えるだけで、世界を見ることのできる選手が圧倒的に増えている。やっぱり世界のアスリートとの勝負は価値があるし、人生を賭けるのにふさわしいものだと思います。

加藤一方で、選手から組織をマネジメントする立場に変わられて、大切になさっていることは?

鈴木大臣から「スポーツ庁の初代長官を君にするから」と連絡をいただいたとき「なぜ僕に?」と聞いたら、「面白くて明るいから」みたいな話でした。「それだけですか?」と言ったら「そうだ」と(笑)。だから、とにかく明るく楽しく、あと風通しよく、です。ちなみに共に働く皆さんには5つの提言を共有してもらっています。

今日は何する?何着る?

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2019年Feb. VOL.298月号

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