「プロユースもやさしく飛ばせる」スリクソン Z785 ドライバー【プロ&アマの最新ゴルフクラブ試打レビュー vol.32】

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プロコーチの奥嶋誠昭とゴルフ大好きライターの鶴原弘高が、最新の注目クラブやシャフトの性能を徹底レビューする当企画。毎回試打を担当している奥嶋プロが女子ツアー帯同でおやすみのため、今回から特別ゲストとしてクラブフィッターの鹿又芳典さんが登場! 【クラブフィッター&アマの最新ゴルフクラブ試打レビュー】としてお送りします。

SRIXON Z785 DRIVER

ゼクシオゆずりの最新性能で、叩けてやさしい
誰にでも扱いやすいアスリートモデル

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鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 今回試打するのは、スリクソンの「Z785 ドライバー」です。前回に試打した「Z585 ドライバー」の兄弟モデルとなりますが、従来からのラインナップで考えると、モデル名に7が付くこちらのほうは、プロやアスリート向けという位置付けになるでしょうね。

鹿又さん 鹿又さん 兄弟モデルということで、ぱっと見たときの雰囲気はよく似ていますが、実は細かいところがけっこう違うんですよね。

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 「Z585 ドライバー」は接着式のネックですが、「Z785 ドライバー」はヘッド脱着式になっていて、ロフトとライ角の調整が可能になっています。よく見ると、ソールのウェイト位置も違いますね。

鹿又さん 鹿又さん 「Z585 ドライバー」はソールのウェイトがヒール側に搭載されていて、「Z785 ドライバー」はヘッド後方寄りになっています。ヘッドの重心位置を変えることで、球をつかまえやすく設計した「Z585 ドライバー」に比べて、「Z785 ドライバー」は球のつかまりすぎを抑えた設計になっていることが分かりますよね。2つのモデルはヘッド形状も違っていて、構えたときに受ける印象も違うんですよ。

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ヘッドシェイプの違いによって、「Z785 ドライバー」はライ角がフラットに感じる。試打はロフト角9.5度のモデルを+1度に調整して使用した。装着シャフトは「Miyazaki MIZU 6」のフレックスS

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 「Z585 ドライバー」はアップライト感があって、構えたときからヘッドがターンして球がよくつかまりそうな雰囲気。対して「Z785 ドライバー」は、ヘッドをまっすぐに動かすイメージが沸きます。ヘッド形状をうまくデザインしてありますね〜。では、カノマタさんから試打をどうぞ!

鹿又さん 鹿又さん 了解しました。では、アマチュアゴルファーの平均的なヘッドスピードで打ちますね。



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カノマタさんがドライバーのヘッドスピード約42m/sで試打

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 少しスピン量が多いかなというぐらいで、何の問題もなさそうですね。飛距離は「Z585 ドライバー」とほぼ同じになっていますよ。打ってみて、どんな印象のモデルですか?

鹿又さん鹿又さん 今回のスリクソンは、7の付くモデルでもやさしいです! 前モデルの「Z765 ドライバー」は、ゴルファー自身に球をつかまえるスキルがないと右に飛ばしやすいモデルでしたが、それが改善されています。一般のアマチュアが打っても、ストレート弾道になりやすいですよ。アマチュアが手にしても難しさを感じることなく、ストレスフリーに打っていけると思います。

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ では、僕も打ってみます!



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アマチュア代表、ツルハラがドライバーのヘッドスピード約46m/sで試打

鹿又さん 鹿又さん いい感じですよね〜。球がよくつかまっていて、持ち球のドローで飛ばせていますよ。



鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 球が右に滑らないですね。前回に試打した「Z585 ドライバー」ほどではないですが、こちらの「Z785 ドライバー」も球をつかまえやすい。打点が多少ズレてもミスになりづらくて、特にヒールヒットのミスに強いように感じました。思いのほか簡単に打てます。

鹿又さん鹿又さん 打ち出し角さえ確保できれば、「Z785 ドライバー」は十分アマチュアにも打ちやすく感じられるモデルです。「Z585 ドライバー」は、「ゼクシオ・プロ」と名付けたくなるぐらいにやさしいモデルですが、こちらの「Z785 ドライバー」は、いうなれば「スリクソン・アマ」ですね(笑)

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ あと、「Z785 ドライバー」には2種類の標準シャフトが用意されていて、選べるようになっているのがいいですね。僕は断然、今回試打した「Miyazaki MIZU 6」のほうが良かったです。「Z585 ドライバー」に採用されている「Miyazaki Mamaha」よりもしっかり感があって、スピードを上げて振り抜ける感覚がありました。

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赤を使ったデザインのシャフトが「Miyazaki Mamaha」、青いほうが「Miyazaki MIZU 6」。どちらも標準シャフトなので価格は同じ

鹿又さん鹿又さん 僕もツルハラさんと同意見です。「Miyazaki MIZU 6」は、叩きにいってもスイングにうまく同調してくれるシャフト。幅広いゴルファーにマッチすると思いますね。

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ  M.E世代のゴルファーは、まだまだパワーがありますから、シャフトは「Miyazaki MIZU 6」のほうがいいんじゃないでしょうか。それにしても新しいスリクソンのドライバーは、本当に簡単に飛ばせるようになりました。前モデルよりも多くのゴルファーにハマると思いますね。

試打した製品の情報はコチラ
ダンロップ ゴルフィングワールド

鹿又さん 鹿又芳典/かのまた・よしのり
クラブフィッター兼クラフトマンとして、千葉県内でゴルフ工房【Magic】を経営。長年の経験と知識をいかしたフィッティングとクラフト技術は、幅広いゴルファーから絶大な信頼を得ている。クラブの性能評価においても優れたスキルを持ち、メディアへの出演も多数。

鶴原弘高さん 鶴原弘高/つるはら・ひろたか
雑誌やウェブで多くの記事を手掛けるゴルフ専業のライター。もちろん自身も大のゴルフ好きで、最新ギアも大好き。オフィシャルハンデは7。ゴルフギア情報を発信する会員制サイト「3up CLUB」のキャスターも務めている。
https://3up.club



文/鶴原弘高

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