「いつもどおりに振っても安定感のあるドロー弾道」プロギア RS ドライバー【プロ&アマの最新ゴルフクラブ試打レビュー vol.22】

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プロゴルフコーチの奥嶋誠昭氏と、ゴルフ大好きゴルフライターの鶴原弘高氏が最新の注目クラブやシャフトを試打計測。気になる性能を徹底レビュー!

PRGR RS DRIVER

フェースが開きがちなスライサーにオススメ
独自のWクラウン構造でスイートエリアも広い!

 PRGR RS DRIVER

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ  今回は、来月(2018年7月)に発売されるクラブをいち早くメーカーから借りてきました! プロギアの新しいRSシリーズのドライバーです。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ  RSシリーズというと、ルール限界ギリギリの高初速フェースをアピールしているドライバーですよね。たしか前モデルは、限界ギリギリを狙いすぎて一部のモデルがルール不適合クラブになってしまい、リコール対象になっていましたよね〜。

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ リコールになるとメーカーは不適合クラブを回収しなきゃいけないし、購入したゴルファーは商品を交換しなきゃいけなので大変な話なんですが、そういう一件もありました。でも、プロギアでは独自にフェース反発係数を測定するマシンを自社開発して、今では製造しているすべてのヘッドのフェースを精密に検査しているそうです。なので、もうルールに抵触する危険性はありません。そのうえ今回の新モデルでも"ギリギリ"をアピールしているのがスゴイところ。転んでも、また起き上がって走り続けるような、メーカーの飛ばしに懸ける情熱が伝わってきます。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ この『RS ドライバー』は、ヘッドが大きく見えて安心感があって、まさしく今どきのドライバーだなぁという印象です。大型ヘッドだけど、スクエアに構えやすく作られているのは好印象です。

 PRGR RS DRIVER

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 奥嶋プロには、あまり先入観なく打ってみてもらったほうがいいので、クラブの説明はこれぐらいにしておきましょう。試打クラブのロフト角は10.5度、シャフトの純正のフレックスSです。では、いつものようにヘッドスピード50m/sと40m/sで打ってみてください。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ 了解で〜す。おりゃ!



ゴルフクラブ試打
奥嶋プロがドライバーのヘッドスピード約50m/sで試打


ゴルフクラブ試打
奥嶋プロがドライバーのヘッドスピード約40m/sで試打


鶴原弘高さん ライター・ツルハラ やっぱり、奥嶋プロが打つとフック系の弾道になりますよね。メーカーがクラブ設計した意図どおりの球筋です。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ そういうクラブですよね? オートマチックにヘッドがターンして、球がつかまる感じがありました。ツルハラさんも打ってみてくださいよ。

ゴルフクラブ試打
アマチュア代表、ツルハラがドライバーのヘッドスピード約46m/sで試打


鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 僕が打っても、オートマチックにドロー弾道になります。この『RS ドライバー』は、基本的には球をつかまえたいスライサー向けのクラブ。兄弟モデルとして『RS F ドライバー』が用意されていて、そちらは次回に試打するのですが、2つのモデルは明確にヘッド性能や対象ゴルファーが違うんですよ。こっちは球を右に逃がしがちなスライサーが、まっすぐに打って飛距離を伸ばせるように開発されているクラブなんです。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ ドローを打っても、スピン量が少なくなりすぎないのがイイですね。適正スピン量に収まるので、球筋に安定感があります

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ フェースの高初速エリアの拡大によって、打点が左右にブレたときにボールスピードが落ちづらいのも特徴です。独自の「Wクラウン構造」が採用されているんですけど、奥嶋プロは気がつきました?

ゴルフクラブ試打
クラウンのフェース側に傾斜をつけた「Wクラウン構造」がさらに進化。ヘッド内側にリブをつけることで従来モデルよりも効率的にヘッドをたわませ、ボールスピードを上げられるようになっている


奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ まったく気づかずに打っていました(笑)。でも、それっていいことですよね。違和感がなかったということです。とても構えやすいですよ。それはそうと、この純正シャフトは三菱ケミカルの「ディアマナ」なんですか?

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 奥嶋プロも打ってみて分かったと思いますが、カスタム対応となるアフターマーケット用の「ディアマナ」とは別モノ。それと比べると、フレックスSでもしなりを感じやすく、かなり軟らかめに作られていますね。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ シャフトの中央部分がしなるクセのないタイプで、アベレージゴルファーに多いヘッドスピード40〜43m/sの人には扱いやすそうでした。世の中の多くのスライサーは、この純正スペックのままで使って飛距離アップできそうです。全体的にうまく作られているドライバーですね〜。

試打した製品の情報はコチラ
プロギア 公式サイト

奥嶋誠昭さん 奥嶋誠昭/おくしま・ともあき
JGTOツアープレーヤー資格を持ち、プロコーチとしても活躍中。横浜市都筑区にあるヒルトップ横浜クラブ内にある「ノビテック・ゴルフスタジオ」でヘッドコーチを務め、弾道計測器フライトスコープ、3DモーションキャプチャーGEARSなどの最新機器を使ったレッスンをアマチュアにも展開中。
http://www.nobby-tech.co.jp/swinggear/

鶴原弘高さん 鶴原弘高/つるはら・ひろたか
雑誌やウェブで多くの記事を手掛けるゴルフ専業のライター。もちろん自身も大のゴルフ好きで、最新ギアも大好き。オフィシャルハンデは7。ゴルフギア情報を発信する会員制サイト「3up CLUB」のキャスターも務めている。
https://3up.club



文/鶴原弘高

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