世界が注目するデザイナー、吉本英樹のアート感覚とは?

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エルメスやグローブ・トロッターなどラグジュアリーブランドとのコラボレーションで今、注目を集めるデザイナーの吉本英樹氏。作品づくりを通じてデザインとアートとの関係について語っていただいた。

デザイナーの吉本英樹氏

デザイナー 吉本英樹さん
1985年生まれ。2010年東京大学工学部航空宇宙工学科大学院修士課程修了。’15年英ロイヤル・カレッジ・オブ・アート博士課程修了。デザイン工学博士。同年、デザインエンジニアリングスタジオ『Tangent』を創業しディレクターに就任。「超多国籍な都市ロンドンは、一緒に働くメンバーもプロジェクトも、当たり前のように世界中に広がるのが魅力」と語り、ロンドンを拠点に活動。’18年より大阪芸術大学客員准教授。

吉本氏がデザインしたグローブ・トロッターの新作「エアロ」。東レ・カーボンマジック社の技術協力のもと、氏とグローブ・トロッターが独自に開発した、高強度・高弾力・高耐久・超軽量を備えた世界特許申請素材「エアロ・カーボン」を外装に採用。「エアロ・カーボンこそが、今回の開発の賜物です。その魅力をそのまま引き立て、グローブ・トロッターの歴史に紡がれるように、できるだけシンプルにデザインしました。4輪仕様など、今回初めての課題もあり、テクニカルな部分での試行錯誤も続きました」と吉本氏。右:エアロ4 キャビンケース /28万8000円〈幅39×高さ55×奥行き17.5cm〉 左手前:エアロ2 キャビンケース/27万8000円〈幅39.5×高さ57×奥行き17.5cm〉  左奥:エアロ4 スーツケース/34万8000円〈幅55×高さ79×奥行き24cm〉(グローブ・トロッター 銀座) ※受注販売/一部入荷待ちのアイテムあり

2024

VOL.341

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