

ピアジェ
アルティプラノ アルティメート・オートマティック
ケースとムーブメントの一体構造で、世界最薄を樹立
数々の世界最薄を達成してきた極薄時計の名手ピアジェは今年、自動巻きの薄型化に再び挑んだ。2014年、裏蓋の内側を地板とし、各パーツを構築するケースとムーブメントの一体構造で、わずか3.65mm厚という極薄を実現した「アルティプラノ」900Pの構造を自動巻きに転用。ムーブメント外周で回転するペリフェラルローターを採用することで、厚さはより抑えられ、4.3mmという自動巻きとして世界最薄を達成したのだ。
そのペリフェラルローターは、最も薄い部分で0.5mmという極薄プレートを抑えているという。通常ダイヤル側にある地板を、裏蓋が兼ねているので手巻きの900Pと同じくダイヤルに露わになったムーブメントパーツを、造形美へと昇華させているのが巧み。1-2時位置にはペリフェラルローターの切り換え機構が見え、巻き上がりが実感できる。
さらにディテールをチェック!(写真10枚)
ピアジェ
アルティプラノ アルティメート・オートマティック
ケース径:41mm
ケース素材:18Kホワイトゴールド
ベルト素材:アリゲーター
ムーブメント:自動巻き(Cal.910P)
価格:予価325万円
発売時期:2018年5月以降
お問い合わせ先:
ピアジェ コンタクトセンター Tel.0120-73-1874
http://www.piaget.jp/
撮影/岸田克法 文/高木教雄
※表示価格は税抜き