ジェイエムウエストン

傑作2大モデルに見る、ジェイエムウエストン品質の秘密

ドレス靴の傑作 310

310

カジュアル靴のイメージが強いジェイエムウエストンだが、こちらのセミブローグも非常に完成度の高い一足としてファンにはお馴染み。均整のとれたデザインと最高の履き心地、A~Gまでの豊富なウィズ展開が魅力だ。11万4000円

40年以上変わらない完成された木型

40年以上変わらない完成された木型

「310」が誕生した1967年から、今に至るまでラストは変わっていない。ほんのりスクエアがかったトウの表情は素朴ながら上品な絶妙のバランスだ。

アッパーの上質さは既製靴最高峰

アッパーの上質さは既製靴最高峰

靴の品質を決定づけるアッパーの素材は、最高級靴にも引けをとらない。キメが細かく、密度の高いカーフは、質感の美しさと耐久性を兼備している。

自社タナリーによるソールも傑出した品質

ソールの品質

ジェイエムウエストンは自社にソール用タナリーをもつ数少ないブランド。手間をかけた鞣しにより、滑りにくく丈夫で、返りのよい理想の品質を実現。

カジュアル靴の傑作 641

641

通称「ゴルフ」。デュプイ社製のアッパーは鞣しの工程で油分を多めにすることで、水気に強い性質を備える。堅牢性が高く、歩き回っても疲れないことから「ジャーナリストシューズ」の異名も持つ。11万円

均一で丈夫な美しいモカ縫い

均一で丈夫な美しいモカ縫い

「641」の顔である拝みモカは、機械縫いながら非常に美しく精密だ。長年履き込んでもモカが開きにくく、耐久性の面でも大変優れている。

ガンガン履いてもすり減りにくいラバーソール

すり減りにくいラバーソール

多くのカジュアル靴に採用されているラバーソール。硬質で減りにくいのがその魅力で、ジェイエムウエストンの堅牢性を支えている。無論、グリップ性も高い。

一度履いたらやみつきになる極上ライニング

極上ライニング

アッパーやソールだけでなく、ライニングの品質も極上。非常に滑らかな肌触りは、一度体験するとやみつきに。ムレにも強く、素足履きしても快適。

各部位の素材から細かな仕立てまでどこをとっても超一級の品質

数ある高級靴の中でも、ジェイエムウエストンを既製靴のナンバーワンと賞賛する靴好きは少なくない。その理由は、抜群の高品質を誇る部材と、精緻かつ堅牢な仕立てにある。自社傘下であるデュプイ社で鞣したアッパーをはじめ、リモージュの自社タナリー製レザーソール、しっとりと滑らかなライニングなど、使用される素材はどこをとっても超一級。また作りの面を見ても、出し縫いからモカ、細かなステッチまで、極めて丁寧だ。これらは見た目の上質さと履き心地に直結している。どこまでも品質を追求する姿勢こそ、ファンを魅了してやまないジェイエムウエストンの魅力なのだ。

自社タナリーが叶える最高のクオリティ

ジェイエムウエストンのタナリージェイエムウエストンのタナリー作業風景ジェイエムウエストンのタナリーで作られる自社製ソール

ジェイエムウエストンは、自社にソール用のタナリー(なめし手)を有する数少ないシューメーカーとしても知られる。上の写真3点は、バスタンにある、そのタナリーを写したもの。実に一年以上の歳月をかけてじっくりと作られる自社製ソールは、高い耐久性を備えつつも非常にしなやかで、ウエストン最大の魅力である極上の履き心地に少なからず貢献している。

さらに2011年には、ウエストンが所属するEPIグループがアッパー用のタナリーとしてデュプイ社を買収。非常に高い品質のレザーメーカーとして世界的な知名度を持ちつつも、供給が安定しなかった同社を傘下に収め、自社のコントロールのもとに置くことで、ハイクオリティな素材を安定して確保することに成功している。

10万円前後の価格帯ながら、ジェイエムウエストンのクオリティは既製靴の中で最高峰と称されることも多い。その品質を支えるバックグラウンドには、常に最高の素材を供給する磐石の環境が整えられているのだ。

圧巻のウィズ展開で最高の履き心地を生む

ジェイエムウエストンの大きな魅力のひとつとして、他に類を見ないウィズ展開の豊富さが挙げられる。既製靴ブランドではウィズを自由に選択できないことも多い中、ジェイエムウエストンでは最大でA〜Gの7種(モデルによりウィズ展開数は異なる)を展開している。これがハーフサイズごとに存在するため、そのサイズバリエーションは膨大な数になるのだ。ジェイエムウエストンの履き心地が極上とされるのは、この豊富なウィズ展開も深く関係している。足長に対して幅が広く、本来よりも大きいサイズを選ばなければならない人や、逆に幅が狭くアッパーの羽根が閉じてしまう人も、ジェイエムウエストンでなら自分の足型に最適な一足を見つけることができるだろう。

180 幅広いウィズ展開
写真は「180」ローファーのウィズ展開の例だ。フィッティングが難しいローファーだけに、広いウィズ展開が嬉しい。最多のウィズ展開を誇るのは「300」でAからGまである。左端よりAウィズ~Fウィズ。

さらに、この豊富なサイズ展開を扱う熟練のスタッフも直営店には常駐している。フィッティングの難しいローファーや細身ラストのモデルなども、的確な採寸によって最高の履き心地を引き出してくれるのだ。

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